島本和彦のブンブンレポート(ウラシマモト):コミックマーケット105
島本和彦さんの、戦隊シリーズの怪人デザインレポート。
怪人や戦闘員のラフ案からブラッシュアップして初期案に至るまでのデザインのスケッチを、どんな経緯や考え方で描いたかのセリフを挟みながら解説してくれるので、悪戦苦闘の臨場感が面白い上にためになります。
コンセプトが固まらないうちに案を出すのか‐とか、ソウジキグルマーなのにモップを持っている理由とかなるほどなーと。あ、そういえば表紙のイターシャ様もモップを持っている!
イターシャがラフだといかにもな島本美女なのが、発注元の『怖くしてください』という注文でだんだん怪人の女幹部らしくなっていくところは圧巻です。使われなかった笑顔のイターシャ様は立体で見たかったなー。
怪人はいろんなラフ案を出して、採用されたりされなかったり。力を入れた案が没でダメモト案のトイレと赤外線コタツが採用されるとか面白エピソードもありました。
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