カテゴリー「アニメ・コミック」の記事

2025.02.06

島本和彦のブンブンレポート(ウラシマモト):コミックマーケット105

島本和彦のブンブンレポート

島本和彦さんの、戦隊シリーズの怪人デザインレポート。

怪人や戦闘員のラフ案からブラッシュアップして初期案に至るまでのデザインのスケッチを、どんな経緯や考え方で描いたかのセリフを挟みながら解説してくれるので、悪戦苦闘の臨場感が面白い上にためになります。

コンセプトが固まらないうちに案を出すのか‐とか、ソウジキグルマーなのにモップを持っている理由とかなるほどなーと。あ、そういえば表紙のイターシャ様もモップを持っている!

イターシャがラフだといかにもな島本美女なのが、発注元の『怖くしてください』という注文でだんだん怪人の女幹部らしくなっていくところは圧巻です。使われなかった笑顔のイターシャ様は立体で見たかったなー。

怪人はいろんなラフ案を出して、採用されたりされなかったり。力を入れた案が没でダメモト案のトイレと赤外線コタツが採用されるとか面白エピソードもありました。

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2025.02.02

御機嫌如何その2(ボストーク通信社):コミックマーケット105

御機嫌如何その2

速水螺旋人さんの、新作やら連載作品の外伝やら。

新作は剣と魔法はファンタジー世界の刑事ものが1本。外伝はそれぞれ『男爵にふさわしい銀河旅行』『スパイの歩き方』『靴ずれ戦線』『好教授的えくあしおん』が5本。

個人的には『スパイの歩き方』の外伝が読めたのが狂喜なり。しかも本編も4コマ漫画でシュールな展開だったのが、外伝はタイムパラドックスで並行世界だ。わーい。

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2025.01.25

転換域深部障壁空間(あわたけ):コミックマーケット105

転換域深部障壁空間 表紙

粟岳高弘さんの、ぬむもさんシリーズの21作目。

転換域深部で出会った謎の物体の内部で出会った謎の女の子。転換域の謎は一部解明されるもさらに謎は深まるばかりである。

今回はセーラー服がいっぱい、キュートな着ぐるみ(?)がいっぱいの回でした。

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2024.11.23

螺旋じかけの海 extra(永田医院午前0時):コミティア150

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永田礼路さん御本人が描くの螺旋じかけの海の番外編。あとがきに曰く「ただご飯を食べて暮らしているような日常回」とのこと。

出演するのは、いつものオト、ハル、加藤木警部に加えて、モモイ(第1話のバーのママ)、イッケ(羊少女リコの兄)、 マキタ(イルカ少女チコの元飼育員)、トキ婆。

1話目は飯。不注意で右手を怪我したモモイが、店へのツケが溜まっているオトを、有無を言わせず三つ編みお下げのバーテンダーにして手伝わせるも、料理ベタのオトの出す料理はさんざんで、むりやりヘルプさせられたハルは、味音痴で非常識で‥というどたばたコメディ。ここでもひどい目に会い続ける加藤木警部が不憫です(笑)

2話目は読書。マキタが転職して努めている古本屋を利用しに訪れる面々。そこで明かされる各人の読書傾向!ハルとトキ婆の本の趣味がいい味です。

そして合間合間に挟まれる生体操作師としてのオトの活動が、水没街の人々の助け合いが、水没街から脱出したヒトたちに思いを馳せる瞬間が、本編のエピソードが終わっても続く水没街の日常を描いていていい余韻の番外編となっていました。

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2024.11.20

演算わかめの出処(あわたけ):コミティア150

粟岳高弘さんの《新シリーズ》 「増殖造成地」の続きです。シリーズ名も仮にですが《先生と由美子さん》と名付けられました。

先生(異星人)と助手の由美子(地球人)さんのところに持ち込まれた人魚の姉を探してくれという依頼に応え、今回もスクール水着と白のビキニで夏の水辺の事件(?)の解決に取り組みます。世界の謎は少しづつしか説明されませんが、奇天烈でレトロフューチャーなガジェットが活躍するSFでした。

演算わかめの出処

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2024.08.20

『やや旅!16a』、『にちじょう。58』(荒川マジック):コミックマーケット104

浪花愛さんの日記漫画2冊。コロナとかで創作ジャンルにしばらく寄ってなかったので久々の荒川マジック本でした。

16a

1冊目はJR東日本スーパートレインスタンプラリー参戦記。前編。2004年5月刊行。

スタンプラリーを心底楽しむ愛さんの日記が楽しいです。間にちゃっかりC翼ラリーもやっています。愛さんが模写する駅キャラが頭身さがって可愛くなってるのも良し。後編は8月と予告されてましたが出てませんでした(^_^;)

58

2冊めは日記まんが。コロナ騒動だったり雑な園芸だったり。後半のアニメ雑誌がなかった頃のむかしばなしで

「ジブリがはじまったきっかけはお父さん」
という結構貴重な昔話ががががが。

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2024.08.14

同人版楽屋裏(なかずとばず):コミックマーケット104

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まがみぐりこさんが、ウルトラマンのイベントに行ったり迷ったり興奮した興奮したり興奮しすぎて死んだりする日常を友人との会話で描く日記マンガ。

とにかく描かれるウルトラマンが全部カッコいい。前作と違って作者の日常ギャグ漫画なのにウルトラマンのカッコよさにかわらず妥協がない。イベントが楽しみすぎて訳がわからなくなるところとか解り味がありすぎる。そしてネクサスのピンチを喜んでしまう自分のファン活動に対する疑問「私はいったいなんなんだ」に友人が下した衝撃の一言とは。

シン・ウル公開から時間が経って公式からの供給は少なくなりましたが、まがみ先生、ウルトラシリーズ全般にハマってるようでまだまだ楽しい本を出してくださりそうで楽しみです。

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2024.08.13

増殖造成地(あわたけ):コミックマーケット104

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粟岳高弘さんの《新シリーズ》開始です(!)。

太陽系外の異星人、地球人の少女、夏、スクール水着。謎の機械による事件を解決と、出だしらしく1話完結ですが、世界はいろいろ謎のままです。

この世界が今までの漫画とつながるのかつながらないのかは「じわじわと把握」(あとがきより)できるように説明されるそうな。これもまた次回が楽しみです。

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転換域深部探査(あわたけ):コミックマーケット104

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粟岳高弘さんのぬもむさんシリーズの20作目。脈絡もなく、夏、女子中学生、セーラー服。

「異星存在たちの意図は我々には理解不能だからな」  「ふ」 

今回は「3つめの山場」(あとがきより)に入ったこともあり、ワープ(超高速跳躍)あり、宇宙機の丁寧なメカ描写ありSF描写成分が濃いめです。そしてまたすごいところで次号につづくですよ。

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2024.01.04

シンこち亀んライダー (ライダー必殺拳):コミックマーケット103

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ライダー必殺拳さんの「こち亀」二次創作第二弾。(第一弾はこちら→「コミケ93:『ごじ亀』(ライダー必殺拳)」)

ショッカーの悪事の情報をICPOの同期から入手し、両津勘吉と本田速人がテロ殲滅に活躍するという、ちょっと格好いいお話。

「言っただろ わしは用意周到だとな!」のセリフも決まっていました。

こういう本が手に入るのがコミケの面白いところです。

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