【ネタバレあり】『かえるのからだのかたち』(草野原々)〔2084年のSF〕
テラフォーミングを失敗した火星の遺跡を利用して、カエルの幹細胞を使ったゼノボットとそれに乗ったヒトの意識が生き残りを賭けて活動を続けるお話。
途中で意識に割り込んでくる古代火星の「先住火星人」の記憶は、オカルト的な真なのか、神話運動が作り出したフェイクなのか、どちらともつかないまま、かえるの大合唱が始まり、混沌の祝祭/破滅への暴走が始まる。《わあわあやっております》的な草野原々らしいオープンなエンディング。善い。
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