西中瀬橋が開通しました@石巻
石巻の中心部を流れる旧北上川の、石ノ森萬画館がある中瀬という島には西内海橋、東内海橋という国道橋が架かっていて、中心市街と湊地区を結ぶ交通の要所となっていたのですが、2011年の東日本震災で両橋とも大きなダメージを受けたことから、架替工事が進んでいました。
2020年9月に、国道橋が中瀬を経由せず旧北上川の右岸と左岸を直接つなげる形で開通したあと、石巻市街から中瀬へ渡る西中瀬橋の工事が始まり、2021年1月28日にその西中瀬橋が開通しました。道路の線形などが変わっているので、どうなっているかと現地をみてきたのが今回の記事です。
橋の入口はこんな感じ。
橋通りの1本北側の路地の先が新しい入口です。イトナブの前の路地につながる感じですが、この路地は細いので、車だと元気通り前の道から曲がるのが楽でしょう。
つぎの写真は西中瀬橋から見た西内海橋と中瀬の石ノ森萬画館。西内海橋は取り壊し中です。
見ての通り西中瀬橋は、西内海橋よりかなり高いところに架かっています。津波の高さを考えた設計になっているのでしょう。
中瀬からみた西中瀬橋と西内海橋。2つの橋の高低差はこれくらいあります。
西内海橋のたもとはこんな感じで工事中です。たぶん左右の堤防と同じ高さの堤防ができると思われます。
西中瀬橋から市街方面の道のとりつけはこんな感じ。まっすぐアイプラザ通り(仲町通り)につなげると縦断勾配
が急になりすぎるので、ぐねっと曲げてゆるやかな斜面でとりつけています。
ただ、現地をみると今の道路とすこしズレた場所に路肩が設置されてたりするので、堤防工事や東中瀬橋ができあがったら、それらとすり合わせる形で、西中瀬橋の取り付け道路も整備しなおされるのではないでしょうか。
中瀬へ降りていく道はこんな感じです。
手前は従来の内海橋から来ていた道路です。西中瀬橋からの道路はぐるっと回って、旧ハリストス教会と石ノ森萬画館の間で島の中央通りに接続する線形です。
石ノ森萬画館の周辺は、震災後10年経ってようやく形になり始めてきたということろでしょうか。新型コロナ前には頻繁にイベントが開催さてている区域でもありましたので、橋の整備が終わり、疫病が治まるころには、また賑わいが戻っていることを願うばかりです。
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