ヒバリと石巻
石巻を散策していると「ひばり幼稚園」とか「ひばりタクシー」とか、《ひばり》を冠したお店や施設がいくつか目につく。私がよく行く中華料理屋も「雲雀」だ。
雲雀のママさんに聞いたら、この店名は石巻中学校の校歌に出てくる雲雀にちなんだとのこと。調べると歌詞に「雲雀野(ひばりの)」という地名らしき言葉が出てくる。雲雀野町という町名も日和山(鰐山)の南側の海岸沿いにあった。
facebookの『永遠の南浜、門脇』(南浜、門脇は日和山の南側の地名)というページの2014年5月21日の記事によると、雲雀野の海岸は砂丘地帯でヒバリの巣が多くあるところで、江戸時代に伊達の殿様が《ひばり狩り》に来た記録が残っているとのことだった。
そういえば5月に入って、日和山にほどちかいうちの近くでも、ヒバリの声が頻繁に聞こえてくる。確かにヒバリが多いところのようだ。特段、市の鳥に指定されているわけでもないが、地元でみた石巻を代表するイメージの1つがヒバリなのかなと思う。
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