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2019年6月の記事

2019.06.22

ファジアーノ岡山:試合終盤の失点について【分析篇】(その1)

先日の『ファジアーノ岡山:試合終盤の失点について【準備篇】』の続きです。失点した状況を分析して共通点がないか探していきます。記事中の左右は全て岡山側から見た方向です。

★金沢戦(第2節 3月3日) 失点:廣井 90+1分

■失点経過
金沢大石:ペナ高左端からクロス→
岡山関戸(?):ヘディングクリア→
金沢沼田:中盤中央でフリーでボールを持つ→ゴールエリア右前角へロビング→
金沢廣井:ヘディング→ボールがゴール前中央へ→
岡山田中:足でクリアするも短く金沢廣井の前にボールがころがる→
金沢廣井:右足でゴール右上にシュート→失点

■状況分析
最初のクロスの時点から岡山はペナルティエリア内に9人(うちゴール前6人)。失点時に金沢の選手はペナ内に4人。数的には倍以上の優位。失点の誘引としては以下を考えた。

  • 金沢沼田がフリーで精度のいいパスをだした。
  • ゴール前で数的優位だが金沢廣井に対するプレッシャーは1対1で掛けている。
  • こぼれ球の反応が金沢より遅かった。ゴール前の人数が多すぎたせいだろうか。

★甲府戦(第6節 3月30日)失点:佐藤 90+7分 PK

■失点経過
甲府(?):中盤右からペナルティスポットへクロス→
甲府ウタカ:ヘディングでゴール前へ→
甲府佐藤:ももトラップで体勢を崩しながら左足でボレーシュート→
岡山田中:プレッシャーにいった手にボールがあたりハンド→
甲府佐藤:ペナルティキックで失点

■状況分析
クロスの時点でペナルティエリア内は5対5の同数。佐藤のボレーシュートはゴール枠の上方へ向かってたので田中のハンドは不運だったかな。失点の誘引は以下かな。

  • 最初のクロスへのプレッシャーが遅くて効いていない。
  • ウタカのヘディングがノープレッシャー。岡山のDFが2人見ている。これで危ない場所へボールを入れられた。

今回はここまで。

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2019.06.21

JPQR:統一QRコード決裁実証実験が始まる。

以前からQRコード決裁について追いかけていましたが、この夏にやや大きな動きがあります。 JPQR、統一QRコード決裁の実証実験です。

Jpqrcolor300x99

JPQRは総務省が主導で策定された統一規格で、複数の決裁システムを1種類の QRコードで実行できるようにするものです。利用者側からみると、使う決裁システムも 手順も従来と変わることはない(全部アプリの中の変更)ですが、 店舗側からみると1種類のバーコードで複数のシステム が利用可能となることで、決裁システム導入のハードルが下がり、 レジ等での手間が少なくなることが期待されます。

今回の実証実験は2019年8月1日から2020年1月31日まで実施され、参加する決裁システムは以下の9つです。

  • d払い(NTTドコモ)
  • Origami Pay
  • au PAY(KDDI)
  • YOKA!Pay(福岡銀行)
  • PayPay
  • J-CoinPay(みずほ銀行)
  • メルペイ
  • ゆうちょPay
  • LINE Pay
実証実験は岩手県、長野県、和歌山県、福岡県の4県の全域で実施されます。各県毎に 参加する決裁システムが違って、例えば岩手県はauPAY、Origami Pay、J-CoinPay、 メルペイ、ゆうちょPay、LINE Payの6つ、福岡県はこれにd払いとYOKA!Payが 加わった8つとなります。

6月から各地の商工会議所などで説明会が行われており、それを踏まえて実施店舗が決まりますが、 今回は複数の決裁システムを一括で申請できたり、まとめて申請すると手数料が割引になったりというような 優遇措置がとられる予定です。

さてこれでどれだけ普及が進むか、店舗側の負担がどれだけ軽減されることになるか、 ちょっと期待しています。

参考:一般社団法人キャッシュレス推進協議会 |

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2019.06.20

ファジアーノ岡山:試合終盤の失点について【準備篇】

きっかけは以下のツイートです。

ファジアーノ岡山の第18節終了時点での失点の50%が76分~90分というのも極端だなあと思った次第。印象論でいうと、もっと最後まで根性を出せとかになるんでしょうが、何が起きているかをちゃんと掴んでないと、なんぼ根性を出しても空回りになるだけなので、何が起きているか確かめてみようと思います。

76分以降に失点した試合は以下の8試合。

対戦相手 失点時刻 75分時点 試合結果 ダイジェスト
金沢 90+1分 2-0 2-1
甲府 90+7分 1-0 1-1
大宮 81分,87分 1-0 1-2
新潟 90+5分 3-2 3-3
京都 84分 1-1 1-2
栃木 77分 1-0 1-1
長崎 79分,90分 3-0 3-2
山口 89分 1-0 1-1

※ダイジェストのリンク先は、Youtubeのファジアーノ岡山公式チャンネルです。

終盤に失点した8試合は、2勝4分2敗。その8試合のうち75分時点では勝ち越してたのが7試合、同点が1試合です。18試合全体の勝敗は7勝6分5敗。なので、リードして終盤を迎えたのが12試合で、そのうち守りきったのが5試合、2試合は失点したが勝ち、4試合が守りきれずに引き分け、1試合が同じく逆転負けということになります。

75分時点で負け越してた試合では終盤の失点がないことから、リードしている試合のみに終盤に問題が生じていることが伺えます。

とりあえず今回はここまで。次回はダイジェストをみながらどんなパターンの失点が多いかを分析する【分析篇】の予定です。

■関連記事■

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2019.06.03

電子マネー利用のマイルール

これまで電子マネーを、QRコード支払いも含めて試しに使ってみて、とりあえずこういう使い方をしようというマイルールを定めました。

5000円以上とか高額なものは基本クレジットカード、それ未満で複数使えるものがあるときの使う順番を以下の通りとします。

  1. PiTaPa(ポストペイ)
  2. OrigamiPay
  3. QuicPay
  4. 交通系ICカード(ICOCA)
  5. PayPay
最初3つは、とにかく現金を経由しないようにしてみたかったから。ATMの手数料の節約がどれだけ効くかなとかいう実験の意味もあります。PayPay が最後位なのは利用通知の方法が好みでないだけです。QuicPay は使ってみたら、利用可能な店が幅広くて意外と使いやすい感じがしています。コンビニとスーパーマーケットの支払いは、ローソン以外はだいたいQuicPayになっています。

ポストペイの電子マネーにすると、支出内容の捕捉率が上がって、家計簿の精度が上がってる感じがします。この辺をもうちょっとやりやすくなるかなということで、電子マネーの利用をも工夫しながら続けていこうと考えています。

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