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2019.04.21

デットマール・クラマー氏の言葉

先日の書評でデットマール=クラマー氏の発言を引用した下りがある。その発言は私が70年代の小中学生の時に読みふけった、サッカー日本代表が東京オリンピックに向けて強化しメキシコオリンピックで銅メダルを取るまでを描いた子供向けの新書に書いてあったもので、私の記憶に拠れば、中学生レベルとも評された当時の日本代表に授けられた基本中の基本の3原則でありそれは以下のようなものであった。

  • ルックアラウンド(look around) 周りをよく見る
  • シンクビフォー(think before)  あらかじめ(行動を)考えておく
  • ミートザボール(meet the ball) ボールを正確に蹴る
この3原則は私のサッカー競技だけでなく、今でも日常の人生訓にしているくらいである。

ところが、先日の書評を書いた後で、あらためて確かめてみたら、クラマー氏が日本代表に授けた原則は、内容的にはおおむね同じだけれど、形が違うものであった。
それは4原則で内容は以下のとおり。

  • ルックアラウンド(look around) 周りをよく見る
  • シンクビフォー(think before)  あらかじめ(行動を)考えておく
  • ミートザボール(meet the ball)  ボールは迎えに行く
  • パスアンドゴー(pass and go) パスを出したら走る
で私がミートザボールとして覚えていた《ボールを正確に蹴れ》については、4原則のさらに前、練習初期からクラマー氏が日本代表に言い続けた言葉
  • ゲナウシュピーレン(genau spielen) 正確にプレーする。
がそれに該当する模様である。私の記憶違いなのか、あるいは子供向けなので雑にまとめられた不正確な本だったのか、今からではよく分からない。

ま、間違っていたが《クラマーさんの言葉》という意味ではおおきくはずれてはいなかったわけで(^^;;、新たにわかった4原則+1もそのまま人生訓として使える 内容なので、自分の中でバージョンアップした人生訓として、引き続き使うことにしよう。これもパスアンドゴーだ。

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