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2018年11月の記事

2018.11.27

QR支払いについての追記

以前投稿した記事『QR支払いのいろいろ』について、新しい情報を少し追記したメモ。

まず pixiv pay について。コミティア126で実際に使ってみて、利用通知と記録の方法が判明したので記載した。買った本のタイトルが記録されるのは、あとから整理するのに便利である。

あと Line pay について、LineのID は、facebook認証を利用すると、携帯電話をもっていなくても取得できることがわかったので追記した。
Lineは、IDを取得できる端末とできない端末の区分や、IDを取得した端末を使って、他の端末でログインする方法など、ちょっと独特の運用があるので、これもまたまとめてみたい。

なおこの11月現在、YahooとSoftbankが《paypay》というQR支払いを大プッシュしているところである。今後、paypay も使ってみて横並びで条件等を比べてみたい。近所のファミリーマートがpaypayに対応したら試してみよう。

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2018.11.12

ファジアーノ岡山長澤監督退任

ファジアーノ岡山の長澤監督の今季限りの退任が発表された。

まずは4年間ありがとうございました。2016年のJ1昇格PO決勝まで行ったシーズンはとてもしびれました。

長澤監督は《戦術で勝ち点を拾いに行く》よりは《選手を伸ばしに行って結果として勝ち点が伸びれば》という 育成タイプで、これは前任の影山監督もそれに近いタイプでした。FWもDFもまずは1対1で勝負で、 そこで勝てなければ二進も三進もいかないけれど、どこか1、2箇所で勝てれば大きく勝てるという戦術、 二進も三進も行かない試合が多いけど、岩政先生や、矢島、 今年前半のイのような存在がいれば調子がいいという感じかな。 逆にDFもどこかで負ければ大ピンチになるんで、そこまで上手くも強くもないファジアーノの選手には かなり厳しいタスクの監督だったと思う。

結果はでなかったけど、岡山で鍛えられてか、移籍した先で活躍している選手は、 植田(熊本)、島田(長崎)、竹田(岐阜)、石原(松本)などレギュラーを張っている選手も少なくない。

《ファジアーノ岡山に来たら鍛えられるよ》と伸び悩んでる(才能のある)選手を集める戦略だっのかなとも思う。

さて、監督交代ということは木村正明社長が退任した後の、はじめての大きな編成替えになる。 このへんの育成戦略が継続されるのか、それとも勝ち点を拾いにいく戦術家に舵を切り出すのか、 ちょっと注目しているところだ。

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2018.11.05

【ネタバレあり】映画『億男』追補

「映画『億男』@路傍亭」の記事の続き》

『億男』の感想の記事を書いた後でパンフレットを読んだら、あの記事の感想や疑問の答え合わせみたいな内容がたくさんあったのでメモがわりの記事。

「ぼくのひとつの目標は最後まで退屈せずに観せることだった」
(監督:大友啓史)

これは監督の策にまんまとはまって2時間退屈しなかったなあ。

そして《陳腐な感想》については、

「お金の物語には(そもそも)結論が出ているんですよね。幸せって、お金だけじゃないという結論が。」
(監督:大友啓史)

と、そもそも異論とかそれ以外のものを描く訳ではなかったということなのだ。

「九十九もまだお金の全容を理解していない。今もまだ「お金が何なのか?」を探している」
(脚本:渡部辰城)

そして「お金が何なのか」の正解を示したものでもない。

九十九の「夢になるといけない」対象は何かと、エンドロールについては、 答えは書いてなかったが、以下の主役2人の発言がヒントとなるのではないか。

「昔はしょっちゅうつるんでいた友達でもなかなか逢わなくなって、年に一回とか、数年に一回とかになる。そこはリアルな感じがします。九十九と一男もそうだと思うんですよ。」
(佐藤健 as 大蔵一男)
(九十九は)「つまり二巡目の旅」
(高橋一生 as 古河九十九)

エンドロールで私が見逃していたのは、多分、あのモロッコは物語上でいつ時点の モロッコか、ということだ。大学時代の旅行の思い出のアルバムと判断して 漫然と見ていたが、あれ、ラストシーンで九十九が旅立った先がモロッコで、 そこで一男と再開した姿だったのかもしれない。(漫然と見ていたので 確証がないが。)

《かつてのバイカムの仲間との関係が夢の如くに消えてしまった》ようなことが一男と九十九の間にないよう、祈り、距離を取る姿があの「夢になるといけない」という つぶやきなのだろう。

そして、志らくがインタビューで、芝浜の夫婦の関係性が、映画では一男⇔万左子と一男⇔九十九の2つの関係性に組み直されてたとし、最後は一男と万左子の幸せとは何かに持っていったと指摘した点、実は、一男と九十九の幸せについてもエンドロールで示されていたのではなかろうか、というのが今の所の私の推測である。

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2018.11.04

【ちょっとネタバレあり】映画『億男』

お金に振り回される人々をエキセントリックに次々と描いて2時間退屈しなかった。

高橋一生や佐藤健の演技はもちろん良かった。北村一輝の関西弁のヤな親父 のエキセントリックさがインパクトあったなあ。藤原竜也のカリスマの怪しげさや、沢尻エリカの静かに狂ってる 状態も強烈だった。

ただ、要所要所で挿入される九十九(高橋一生)が演じる芝浜が示唆的ではあるものの、 「お金の価値は~」とか「お金で変えないモノが~」という陳腐な感想に 回収される以上のモノはでてこなかった。いや娯楽作品だからいいんだけどさ。

それとラストで九十九がつぶやいた「夢になるといけない」の《夢にしちゃいけない対象》は何なのかという謎が 残っている。

ネットではエンディングが意味深だったという感想がいくつもあって、 私がなにかを見逃してるのかもしれない。

●追補あり→《映画『億男』追補》

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