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2017.11.24

Androidスマートホンの内部ストレージ空き容量の確保について

スマートホンはAndroidスマホを使っているので、今回はAndroidスマホのお話しなんですが、
アプリケーションの更新時に、内部ストレージの空き容量不足の警告が頻繁にでるようになってしまった。


ちょっと前の携帯電話は、アプリのデータや場合によってはアプリ本体をSDカードに保存できるものが少なくなかったので、
設定でどんどんSDカードに保存して内部ストレージの容量を確保できたのだが、最近はセキュリティの関係からか、
アプリ本体もデータも内部ストレージにしか保存できないものがほとんどで、こういう退避策は使えなくなってしまった。


インターネット内のまとめサイト等で紹介されている手法を参考に、SDカードに移行できるデータは移行し、
キャッシュなどの一時データは消し、使わないアプリでアンインストールできるものは全部アンインストールしても、
ここのところアプリ更新がある毎に数十Mb単位で容量不足警告が出てきて困っていた。


そこでアプリの設定や保存されている生データを全部調べ直していろいろ試したところ、
《内部ストレージ 空き容量》でググってたどり着くまとめサイトではあまり触れられていない有効な手段を2つ見つけたので紹介したい。


まずは無効設定。


Androidスマホに最初からインストールされている、スマホメーカー、通信キャリア、グーグルのアプリは
アンインストールできない設定になっているのがほとんどだけど、このうち自分では明らかに使わないアプリ
(例えば「ディズ●ーパス」)について《無効》設定にするだけでも、保存データ量がかなり削減される。
アンインストールできないアプリも無効設定すれば容量が節約できるのだ。
今回は20個のアプリを無効設定して約1.2Gbの空き容量が発生した。


気をつけなければいけないのは、
どんな動作をしているか判らないアプリはバックグラウンドで働いている可能性があるので、
無効設定の判断は慎重に行う必要があるということ。よほど容量がカツカツでなければ、不明なアプリは無効にしないのが吉である。


2つめは写真関係のデータ。


写真本体のデータはSDカードに保存する設定にしているので内部ストレージの圧迫には関係ないのだが、
今回発見したのが、サムネイルのデータ。
なんらかのアプリ(多分写真表示アプリ「ギャラリー」ではないかと推測)が写真のサムネイルを《内部ストレージに》保存していた。
SDカードの写真本体のデータが3,000枚弱に対して、
内部ストレージのサムネイルが16,000枚強あって、これはアプリのキャッシュとは別扱いとなっていた。
このサムネイルの削除は通常のアプリのメニューからはできないので、
ファイルを直接取扱うアプリ(今回は「File Commander」)をインストールして削除した。(この辺の作業は試す場合は自己責任でお願いする。)
今回のサムネイルの削除で空いた容量は約0.5Gbであった。


削除した直後にすぐ3000枚弱のサムネイルが作成されちゃったんで、
本当に容量が足りない時は、写真本体のバックアップとセットでやる必要があるなあ。

ちなみにこの技、《スマートホン サムネイル》でググると、これを扱った
たくさんのサイトが出てくるんだけど、サムネイルが問題だと気づいていないと、
全く必要なサイトにたどり着けないのが問題だ。


ま、とりあえず空き容量が1.7Gbあればあと1年くらいは安泰であろう。


以上、気づいてしまえばなんでもない手法ではあるが、一般的なやりかたで内部ストレージの確保が限界な人に
この情報がちょっとでもお役に立てれば幸いである。

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