動物物真似:江戸家小猫
2016年10月1日真打ち競演(NHKラジオ第1)放送
当代の小猫さんのネタをまともに聞くのはこれが初めてじゃないだろうか。江戸家の芸は、 ネタも入れているくすぐりもほぼ同じなのに、やってる人によって可笑しみがこんなに違うのか、という発見があった。
といっても悪い意味ではなく、当代の小猫さんは、生真面目が背広着てあるいているようなそんな話しぶりで 「この動物園づくしと云うのはやればやるほど拍手が小さくなっていくという欠点がありまして」なんて淡々と言っているのが ジワジワと可笑しくて大笑いしてしまったのである。
三代目猫八師匠や先日亡くなられた四代目は、いたずら坊主がからかうような江戸っ子の 茶目っ気が可笑しかったもんだが、同じくすぐりを石部金吉のように演って可笑しくするってのも凄いなあと思った次第である。
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