獅子てんや・瀬戸わんやの漫才のスタイル
NHK『笑いがいちばん』9月21日放送で、昭和のいる・こいるの師匠として、昭和51年の演芸独演会の漫才の一部が放送された。ネタは『米寿のお祝いなんで行ったの』この漫才、てんやとわんやは互いにずっと向き合って話していた。てんやのイチビリにわんやが切れるときにそっぽを向くが、また向かい合って話そうとしていた。
以前、私は自サイトの『漫才師の視線』で、
最近の漫才師(多分、ダウンタウン以降だと思う。)は、古典的な漫才と違った演劇的な所作をする。典型的には、最初のあいさつは客を向いて話すが、あとは互いに相方と向き合いながら会話をする。
と論じていたが、昭和51年の時点でこのような漫才がなされていたとは。浅学でございました。
番組中でストリークが「今みてるみたいな漫才」と述べたとおり、てんやわんやは今の新しい漫才に通じるスタイルだったんだ。これのスタイルはどこまで遡れるのか、ちょいと調べてみなければいけませんな。
※漫才の題名を、正式な名前があったようです。訂正します。
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