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2005.01.27

国会ちょっと空転

国会のほうで、質疑が何度か空転している。

民主党と小泉首相が揉めるのは、まあ、いつものことだが、即行で空転するところは、 なんだか、最初から互いに対立していることを示すためだけにやっているように思えてならない。 すぐに騒いだ民主党もそうだが、木で鼻をくくったような答弁をした小泉首相もそうだ。両方そうだ。

55年体制の頃は、密室、不透明という謗りは受けていたが、どこかで互いに妥協点を模索するような 議論/裏交渉があったように思える。(印象だから間違ってたらごめんな)それが最近は、 対立点をアピールするだけで、あとは力技。

それが互いの後ろについている広告代理店のせいのような気がしてしょうがないのだ。 マスに対して一方的に情報を流通させ影響を与える広告代理店の力と技はたいしたもんだが、 その演出のために真摯な議論がないがしろになるのは本末転倒なのだ。本当は。

「2大政党制の推進」について、どう考えても「広告代理店の技が使いやすい状況を作り出すため」 以外に理由が見当たらなかった頃から、この懸念をもっているのだけど、杞憂なのかなあ。

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