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2017年3月の記事

2017.03.25

2017年 J2 第4節 ファジアーノ岡山 2-1 京都サンガ(2017-03-19) DAZN生観戦

前の記事でも 触れましたが、内容的にはサンガに圧倒されてた試合を粘って守って、終盤の盛り返しで逆転した試合でした。

試合開始直後は、ファジアーノの積極的な縦パス、スルーパスが決まりどんどん押し込んでいました。 開始3分の豊川のノールッククロスに、この試合が復帰戦の久木田(!)が飛び込んでポストに嫌われたやつとか、 パクから藤本までワンタッチパスが4本つながってチャンスとなったやつとか。この時間帯の攻撃はすげえ面白かった。ここでこれを決められるようならもっと楽に 勝てるんでしょうが、まあ、まだそこまでではないということでしょう。あの開始直後なのに流れの中でDFの久木田が ゴール前に詰めている積極性は、今年のファジアーノの新しい特徴の1つですな。

前半15分過ぎからは、『京都が縦パスのコースを締めてきた』(解説者)ためかファジアーノの選手が パスの出し先を探しあぐねるようになりました。ここがテレビ観戦のもどかしいところで、主にボールの近くが 映されるもの(あたりまえだけど)だから、その先でサンガの守備の配置がどう変わったかがちらっとしか映らずよく見えない。 テレビ観戦だけでシステムの細かい分析をされている方には、その観察眼に頭がさがります。

ファジアーノが縦パスが出せずに攻めあぐねているあいだに、サンガは主にサイドから攻撃をしかけてチャンスをつくります。 ファジの両サイドは裏を取られるとドバっとスペースがあいているのでそこを突かれ、石櫃のよく落ちる精度のよいクロスがあがります。ファジの中央は高さがあるので、押し込まれてはいても単純な攻めに対してはとりあえず弾き返していました。 サンガの得意な中央突破もファジの中央の厚みでこちらはくずされることなく、前半終了。

後半も同じようにサンガが押すペースがずっと続きました。ファジの失点シーンは、クロスを弾き返した先が、サンガの望月 が中央どフリーでいるところに転がって落ち着いて流し込まれた形。こういうスクランブル的なリスクまで注意して守る読みまでは、 岩政先生がいなくなって、まだできてない宿題の1つです。難しいけど。

後半も押し詰まって、選手交代があって互いに布陣が変わったあとのかみ合わせの悪さが逆転につながります。 サンガの3人目の闘莉王への交替のあたりから、右サイドの加地さんへのプレッシャーが甘くなってクロスをフリーで上げれるようになり、また、中盤にちょっとスペースができて、そこを大竹や藤本がドリブルでつかえるようになってファジアーノが押し返し始める。 で、同点弾は中盤のスペースを伊藤の横パス、三村のドリブルで左右に振ってからの中央突破、逆転のPKはフリーの加地さん からの精度の良いクロスへの対応で後手を踏んだ石櫃の反則を誘引した形となりました。

開幕3試合勝利がなかったにもかかわらず、1万人以上の入場者があり、内容は悪かったけど劇的な逆転勝ち。 100点満点には程遠いけど、まあ、いい形の勝利だったのではないでしょうか。

ちなみにDAZNでの生観戦は、途中2回ほど画質が落ちてモザイクになった瞬間がありましたが、渦巻きで 止まることはありませんでした。どこを工夫したかはわかりませんが、イライラすることもなく安定してると言えるんじゃないでしょうか。

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2017.03.23

2017のファジアーノ岡山 第4節を終えて

今シーズンのファジアーノ岡山は、第4節でようやくめでたく初勝利を上げました。 4試合の中で開幕の名古屋戦に次ぐ内容の悪さでしたが、内容で圧倒した試合で引き分け、 こういう試合で逆転で勝ってしまうというのもサッカーの不思議な所です。

さてこの4試合で今年のチームの特徴が見えてきました。気がついた所だけでもメモ代わりに記録しておきます。

今年のチームは、とにかく格段に攻撃が面白くなっています。まず目立つのがドリブルの仕掛けが多くなっていること。特に藤本の積極的な仕掛けが目立ちます。新加入の大竹、喜山、パクもドリブルで仕掛け、チャレンジする場面がたくさん見られます。これは見ていて楽しいです。

そしてパスの質、特にロングフィードのパスのバリエーションが広がったこと。喜山の硬軟織り交ぜた多彩なパス、櫛引の超ロングキックと鋭いライナーのパスを使い分けなど、相手がファジの攻撃に慣れてきた後のアクセントになっています。

クロスについても、アーリーで相手DFの裏へ低い弾道で蹴り込むクロスが、特にパクの側から増えています。これも今まであまり無かったパターン。相手DFに高さがあるときに苦戦することが多かったのですが、それへの対抗措置が1つ増えました。これが赤嶺あたりの飛び込みと合うようになったら随分な武器になることでしょう。

あと、大竹の動きながらパスを受けてスペースを使う動きが上手で面白い。 大竹は、前方で相手のプレッシャーをかいくぐり、スペースへ上手く走り込みながらパスを受け、ドリブルで仕掛けて局面を打開する動きができている。 去年の矢島は後ろで受けてプレッシャーの無い所から超絶なミドルパスを出して試合を作っていたベッカムタイプだったが、 それとはまた違う組立で、これはこれでワクワクしますなあ。

守備に関しては、引き続き着実に守れている印象です。スクランブルになったときの危機察知能力が 落ちて事故的な失点が多いのは、まあ岩政先生が抜けたのでしばらくはしょうがないかな。 先日のあの京都相手に、サイドからはある程度やられたけど、 真ん中は最後まで崩されなかったんで、がっぷり4つに組んだ時の守りは安定していると言えましょう。

《真面目なサッカー》は相変わらずですが、攻撃のバリエーションが増えて面白い試合が増えるのではないでしょうか。贔屓のよく目もあるでしょうが、今年のファジアーノ岡山も面白そうです。

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