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2016年5月の記事

2016.05.28

保存食体験記 缶詰パン篇

SNSではちょっとお知らせしてたのですが、熊本の震災で自宅が被害を受けてしばらく避難していました。いろいろ大変なこともあったのですが、一方でなかなか普段ではできない体験もしました。例えば防災用の保存食をいくつか頂いたのですが、意外と美味しかったものがいくつもありました。今回はその中から《缶詰パン》を紹介します。

保存食というと乾パン[1]が思い浮かぶ人が多いと思いますが、今回の缶詰パンはマフィンタイプ(!)これで3年保存です。

[缶詰パン]

缶に缶切りが付属しているので、缶切りが見つからなくても大丈夫。

[缶詰パン]

食べる直前に気づいたのですがこの缶詰パン、賞味期限が2年前でした(^_^;)

まあパンだし少々悪くなっていても大丈夫かと気にせず開封します。

[缶詰パン]

缶切りはあまり力をかけなくてもスムーズに切れます。

[缶詰パン]

中身はこんな感じ。

[缶詰パン]

ふたにちょっとくっついちゃってるのはご愛嬌。パンはしっとりしていて、焼きたての香ばしい匂いまでします。

[缶詰パン]

食べてみるとしっとりしてしっかりとした食感で、ほんのり甘く、口の中でも香ばしい焼きたての匂いがひろがり、とても美味しかったです。普段食べているパンと遜色ない味でした。

漏れ伝え聞いた話では、いつだったかの震災の時に従来の保存用パンが不味いという評判が立ったのを聞いた製パンメーカーが、意地でも美味い缶詰パンを作るんだと頑張って開発したした技術だとか。ありがたい話です。

こういう美味しい保存食だと、賞味期限で備蓄を更新するときに食べるのも楽しくなるでしょう。まあ逆に災害でもないのに食べてしまいたくなるのが欠点かもしれませぬ。

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[1]今回の避難中に食べた乾パンも、ビスケットみたいで美味しかったです。

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2016.05.25

漫才 ギャロップ 「新婚さんは大変」(作 金山 敏治)[ネタバレあり]

上方演芸会(NHKラジオ第1 2016年5月15日放送)で聞いた漫才。

ギャロップは林[1]の繰り返す畳み掛けるようなボケが売り物だが、この「新婚さんは大変」はそれに さらに捻りが加わって大爆笑の漫才だった。

ネタは新婚の毛利[2] が義父と呑むことになって、林にその予行演習の相手をお願いするところで漫才芝居に入っていく。

そこですかさず林が「お断りします」と漫才芝居に入るのを拒否。 毛利がなだめすかすと林もやる気をみせると思いきや「お断りします」と繰り返す。「なんでお前とそんなことせなあかんの」と身も蓋もないことを言い出す。このあたりの芝居に入る入らないのギャグでまず大爆笑してしまった。

そこから芝居に入ると林がフィリピンパブで呑んだりトイレの個室で呑んだり、いつものごとく多彩なボケを繰り返す。ここも十分面白いのだが、圧巻が、終盤にさしかるところ。

毛利が「あほなことをいいな」と林につっこんで頭をはたくが「君は、義父の頭をはたくとはなにごとだね」と言い出し林の義父の芝居が終わらず一悶着。なんとか自動ドア(!)が開いて義父の中から林が出てきて収まり、再度しきり直して芝居が始まるが、また毛利がつっこんではたいても林の義父の芝居が終わらなくなり、最後には義母まで出てきてワヤになって終わった。

この下りでは私は腹を抱えて笑ってしまった。

笑芸評論「漫才とコント」の分析で、漫才芝居の長所の1つに、芝居に出たり入ったりができることを挙げているが、ギャロップのこの漫才は、その漫才芝居に入るところと出るところでそれぞれ大きな笑いを作り、かつそれを畳みかけていて、上手い作り方をしているなと感じた次第である。

[1]向かって左。ハゲの方。

[2]向かって右。ふさふさの方。

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2016.05.22

J2:ファジアーノ岡山 2-1 愛媛FC (2016-05-22) [テレビ観戦]

テレビ観戦というかスカパー!オンデマンド観戦。

ざっくりまとめると『こんな勝ち方の日もあらあな』という感じ。

ファジアーノ岡山は、U-23大会で矢島を、累積警告で加地を欠きなかなか攻撃が形にならない。スルーパスはチャレンジする余裕もなくケアされてほとんど出せず。深く攻め込めないならばと低い位置からのフィードやクロスは精度を欠き、手前で弾かれたりGKに直接とられたりとチャンスが作れず。前半はシュートゼロ。対する愛媛はスピードに乗ったカウンターや河原を中心とした連携で何度となくチャンスをつくる。ファジアーノはDFや中林の身体を張ったブロックで跳ね返し、シュートが岩政に当たってコースが変わった不運な1点に抑えて前半が終わった。

後半、ファジアーノのはフィジカルの強い藤本を入れてタメを作ろうとするが、試合の流れは前半と同じく愛媛ペースで進む。が、サッカーとは判らんもんで、中盤から片山のロングスローから高い位置でポイントができると、そこからこぼれ球を何度も粘り強く拾って最後は田中のヘディングで同点に。その後、85分には高い位置から再び片山のロングスローから赤嶺がヘディングで決めて勝ち越して、そのまま終了

決定的なチャンスは愛媛FCのほうが多かったが、終わってみれば少ないチャンスをものにしたファジアーノの勝ちである。先日の岐阜-岡山戦とまったく逆の立場となった感じである。それで冒頭の感想となった。

赤嶺の得点は、スカパー!の実況では岩政にDFがつられてと解説していたが、あたらめて見直すと、赤嶺は相手DFとガチンコで勝負して勝っているように見える。強いねえ。

矢島がいない面について、伊藤はがんばってはいたけど、パスの精度が悪かったりタイミングが遅かったりしてなかなか展開ができなかったなあ。あるていど覚悟はしていたが前半シュートゼロは厳しいや。次節のC大阪戦は、片山のロングスロー以外でも何かで点を取れないと厳しいだろうなあ。

これでファジアーノ岡山は2位である。が4位まで勝点が同じで、8位まで勝点3差以内であり、まだまだ横並びレースと考えた方がいいじゃろううなあ。痺れるレースだなあ。

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2016.05.07

『演劇概論』(河竹登志夫)からのメモ

荷物の中から笑芸と演劇の比較のために十数年前に読んだ本のメモが出てきたので備忘録として記す。なかには既に『落語の要素』『噺家の視線』『漫才師の視線』などに反映できた内容も含まれている。

■演劇の三要素
俳優、戯曲、観客、〈劇場〉
■戯曲とは
対話+舞台書き(場面)+ト書き(動作)
■演劇の古典理論
同化作用と異化作用(ブレヒト)
カタルシス説(アリストテレス)
■(西洋)演劇の分化
科白劇、歌劇、劇的舞踊
■劇文学
■歌舞伎
世界が縦筋、趣向が横筋。これらを綯交ぜにする。
日本の芸は《真》より《美》を優先した。
「なぐさみ」「おもしろさ」
■ ヒュポクリテス
ギリシャ語の俳優。直訳すると「応える人」
円陣の問いかけに応える指揮者アリオン
対話が必須条件
■垂直の演技と水平の演技

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