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2007.02.12

春とspringの違い

東洋と西洋で季節感が違うといわれるが、実は季節そのものもずれている事は余り知られてないようだ。

春は、日本や中国では立春から立夏まで。立春というのは大まかにいうと、太陽が1年で360°天を回るうち、春分の日に居るところを0°として315°回ってきたところ、あと45°で春分点にたどり着くところに居る日だ。ご存知のとおり2月4日前後で、寒さが一番厳しい時期に春は立つのである。

ところが西洋の春に相当するspringはvernal equinox(春分)からsummer solstice(夏至)までなのだ。→(参考)英語のWikipediaの"Spring (season)"
だいたい暖かくなって、暑くなる前までが相当する。この英語のWikipediaを見ると立春に相当する英語はそもそも無いようだ。(Lichunは立春の中国語読み)

このように春とspringはおおむね1ヶ月半、四季はそれぞれ3ヶ月だからその半分の期間が定義からしてずれている。当然、他の季節も同じだけずれている。

これは多分、季節に対する考え方が違っているからだと思う。西洋の四季は、春と秋は暖かいとき、夏は暑いとき、冬は寒いときという状態を重視する考えに対して東洋では春は寒さのピークから復帰する時期、夏は暑さのピークへ向かう時期という、変化、あるいは変化の兆しを重視する考えに思える。

だから、ニュースによくある常套句『暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます…』は東洋の春と西洋の春を混同した変な季節感なのだ。(今年はすでに暖かいけど(^^;;)

なんでこんなことを書こうかと思ったかというと、ネット某所で「Apple社は2007年の春に○○をリリースすると予告したのに、正式発表は6月じゃん。Appleの春ながいね」という見当はずれの発言があったので、そういえば四季とfour seasonsのずれって知られてないことに思い当たったからだったりする。

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9年ほど前に『春とspringの違い』という記事で、「日本の春は欧米のspringと1ヶ月半ずれていて、欧州のspringは春分の日から始まる」という話をしまし [続きを読む]

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