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2007.01.22

落語2.0見てみた

ちょっと気になったので第2回・落語2.0お勉強会見てみた。
「これは落語で無い」という感想があったので、どんなのかと思ったら、思ったより普通に見れた。以下簡単な感想(文中敬称略)。

和服を着て座布団に座ると、誰が座っても舞台がすっきりして見やすい。これは意外な効果だ。さらに、怪獣亭パチ助と前立亭茎丸はスクリーンを使っているから、悪目立ちしないのがナレーターとして良い感じである。

吉祥亭満月は話だけで30分。これが、話にエンジンがかかるまでと始まって15分から20分たったあたりが、みてて疲れてしんどかった。話の内容はそこそこ面白くテンションもずっと高いが、両手が話の内容と関係ない動きをするので、頭が混乱して疲れる。特に満月は黒い着物を着ている上に、手が白くて大きいから、変な動きをすると悪目立ちをする。(パチ助、茎丸はプロジェクターやパソコンがあるので目立たない)ただ最後の10分までいくと調子にのるのか、両手が話を具体的に補足する動きばかりになり、見ててすっと得心できるようになる。(※これはもしかすると、落語を見なれてると手の動きに敏感になるからで、普段見ない人には平気なのかもしれない。他の人の感想とか聞きたいところだ。)

あと目線。話の調子に乗ると、正面を向いたままになるので、横で聞いていると、集中が途切れそうになる。同じく話を思い出す時に、目線が宙に浮くと、こちらに話しかけてる感がなくなって、これも集中が途切れそうになる。この話を集中して聞くのは30分位が限度かなあ。座ったままの人が、疲れさせずずっと集中して視線を引き付けるのは難しいのかも。ただ机と椅子で飲み物を飲みながらリラックスして眺めている人は平気なのかもしれない。

それと話の最後の締め。今昔物語か坊主の説教を聞いた気分。茎丸が特に明確なオチもなく終っても全然良かったように、余りキレイすぎるオチが付くのも変な感じがする。

落語家が高座でネタをやらず面白い世間話をするというのはそんなに珍しいことではなく(先週のBS笑点で木久藏が15分雑談をしていたりする。このへんは後日述べたい)、この落語2.0も別に「落語じゃない」という感じはしなかった。ただ仕草が前座さん並なんで、前述したように見てて疲れる部分がある。あと大概、現実の話になるだろうから、終り方は、毎回苦労すると思う。
満月以外は、和服着て座っているが、やってることはいつもの得意分野なんで、安心して見てられた。

だいたいそんなところだろうか。プチクリやオタクイズデッドも入手したので、落語2.0って何だろうかって話を追い追いしたいと思ってる。

(関連する記事)
落語2.0への提言(2007.02.07)
落語2.0は何か(2007.01.28)
岡田斗司夫の「落語2.0」(2006.11.23)

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